• 「むっつりボーダー」は受動攻撃性パーソナリティ障害か (1)
    最近若い女性を中心に、一見地味で無口で控えめで抑うつ的だが、リストカットや大量服薬などの行動化を繰り返す「むっつりボーダー」が目立つ。 典型的なボーダー(境界性パーソナリティ障害)のような派手さや操作性、激しい怒り、攻撃性などは目立たない。病態水準のいいボーダーは“素面”のときは結構話ができるが、「むっつりボーダー」はもっと子供じみていて、いつも診察室では自分から何も語らず、手取り足取り質問されるの...
  • 「死にたい」人の頭の中身
    幼少期に「無制限に愛されていた」という感覚のない人は不安定である。庇護されなければ生きていかれない幼児にとって、母親は絶対的な存在だ。幼児期に「制限つきの愛」しか与えられなかった子供は、“基盤となる安心感”の感覚を持てずに育っていく。ある人の話。彼女は、「私が生きる」と「親が生きる」は両立しない世界に住んでいる。「生きたい」という欲求が親から認められることがなかったから。「親の思い通り」...