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会話

A 「自分を救うのは、自分しかいない。」

B 「“自分”が残っている限りは、救われない。」

A 「わたしは、わたしが幸せであることを望んでいる。」

B 「あなたの親しい人が苦しんでいるのに、あなた一人が幸せであるなどということがあろうか?」

A 「それはない。」

B 「では、あなたと親しくない人々が苦しんでいて、あなたとあなたの親しい人たちだけが幸せであるなどということがあろうか?」

A 「それもない。」

B 「では、生きとし生けるものが幸せであって、私が幸せである。これが望みではないのか、さらに言えば、生きとし生けるものが、幸せであること。これがあなたの望み、言うなれば真正の望みではないのか?」

A 「理屈としてはわかる。しかし、それは、わたしのこころの事実ではない。わたしのこころの事実は、世界で一番かわいいのは、他でもないこのわたしの身である。わたしは、他の生命と、このわたしとの比較を、差を乗り越えてはいない。」

B 「善いことだ、善いことだ、あなたがあなたのこころの事実のありのままを正しくみることは。まさにそのことこそが、“自分”を残さない道なのだ。」

A 「わたしの“こころの事実のありのままを正しくみる”ことが、どうして“道”になるのか?」

B 「あなたがそれを正しく、ありのままに、怠ることなく、ただ一心にみつづけるならば、あなたの“こころの事実”は、とらえどころのないものだと知る。“とらえどころのないもの”を、ひとつのもののようにとらえて動揺することが、不満足を生み出す原因に他ならないと、あなたはやがて知る。“とらえどころのないもの”をとらえどころのないものであると明らかに知って、とらわれずにいるとき、不満の起こる余地が無くなる。それが、“自分”を乗り越え、“生きとし生けるもの”を乗り越え、ただ幸せを望んで専心して生きる“道”そのものとなるのである。」
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Author:kugla
マインドフルネス、森田療法、仏教、禅と精神医学

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