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煩悩が存在するがゆえに、この世界は存在する

煩悩や苦悩が存在するがゆえに、この世界は存在する。
煩悩が消えたとき、苦しみも憂いも、そして喜びも美しさも、ともに消える。
そのような時節を、どのように覚知するのか。

それはどのような説明も超えている。
口のきけない者が、夢を見たかのごとく、ただおのずから知るのみである。
しかしそれを覚知した者として、生じた私には、人間の愚かしさが、無明が、煩悩が、この美醜・聖俗・愛憎を内包した世界の存在を生じせしめているという理解がある。
それが、苦悩することも憂うることもないチンパンジーと私の違いなのだろう、と思う。

その理解ゆえに、他の苦しみが自の苦しみと異ならないという「同事」や、慈悲というハタラキが、自然と出てくるようになるのである。
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「正しいことを言う」という馬鹿

「こうなったらどうしよう」
「ああなったらどうしよう」
と言われました。

「それは当然に不安ですねぇ。
でも、絶対ないとは言えませんもんねぇ。
不安でいるよりありませんねぇ・・・。」
とか私が言うと、

「気休めも言えんのか、馬鹿」
と言われました。
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kugla

Author:kugla
マインドフルネス、森田療法、仏教、禅と精神医学

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